2021年12月13日

フロンティアラボ 第七・八回「プロトタイピング・ストーリーテリング」開催レポート

レポート

 

フロンティアラボDay12-13は神戸現地での開催

11月18日~19日に、2日連続のワークショップを実施しました。初日は神戸産業振興センター、2日目はアンカー神戸での開催です。この2日間のテーマはプロトタイピング。プロトタイピングというと、普通はアイディア展開のために手を動かしてみる、というシーンを想像される方が多いかもしれませんが、今回はステークホルダーの「共感をいかにデザインするか」という視点で、表現方法を検討することを試みました。

「プロジェクト・エングローブ」では、今すぐに実現可能なアイデアよりも、いずれ実現したい大きなビジョンを描くことに重点を置いています。その大きな方向に自社だけではなく、あらゆるステークホルダーと共に帆を進める必要があります。だからこそ、まずはなぜ自分達のチームがこの事業に取り組むのか、という「なぜ」の部分に対してステークホルダーが共感すること、そして、その問いに対する解決策の可能性の両方を示す、と整理しました。

◎誰にどんなメッセージをどのような表現方法で伝えるのか?

今回は、特に2022/1/16に開催する東京発表会において、プレゼンテーションの他に展示も行う予定です。その展示で、どのようなメディアを用いて誰にメッセージをとどけるのか?具体的に伝えたい相手や、その相手に起こしたい反応を想定することで、これまでに議論してきたことが凝縮されたり、焦点を当てるポイントが定まってきたり、いくつものブレイクスルーがありました。5つのチームがどのような課題を設定し、地球にいい持続的な未来のために、どのようなビジョンを描いたのか。そして、そこに至るための第一歩のアイディアはどのような新しさがあるのか。会場では熱い議論が繰り広げられました。

続いて、Day14-15はオンラインでの開催でした。プロトタイピングに続き、いくつかの事例を見ながら、「誰」に「何」を知ってほしいのか、残したいのか?を整理して、残り1ヶ月でプレゼンテーションと展示に落とし込んでいきますので、ぜひ温かく見守ってください。

写真撮影: Life Journey Inc.

シェアする
  • Facebookロゴアイコン
  • Twitterロゴアイコン

最新のお知らせ

一覧はこちら